2026年10月15日、「杉田クリップ」が、2026年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたことをお知らせいたします。

杉田クリップは、日本および世界の脳動脈瘤治療を支え続け、1976年の販売開始以来、本年で50周年を迎えます。
この記念すべき節目の年に、2026年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞いたしました。
長年にわたりご支援くださった医療従事者の皆様をはじめ、関係するすべての方々のお力添えの賜物と深く感謝しております。
ロングライフデザイン賞とは
長年にわたり機能と価値が広く認められ、将来においてもそれらを発揮し続けることが望まれるデザインを表彰します。今日の社会を築くことに貢献してきたデザインという視点から、普遍的な機能性と意匠性を備えたデザインと、社会的影響力が高いデザインを開発し長期にわたって提供を継続する事業者の功績を讃えるとともに、次世代のデザインの指標となる水準点を示すことを賞の目的としています。
■2026年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞 受賞結果
https://www.g-mark.org/learn/past-awards/longlife-2026
ロングライフデザイン賞審査委員による評価コメント
杉田クリップは1976年に日本で生まれ、今や世界約70か国で使用されるなど、世界の脳神経外科医療を支える製品である。
その原点にあるのは、開発者である杉田虔一郎教授の「患者の命を救いたい」という揺るぎない信念である。より安全で、より確実な手術を実現するため、杉田教授は自ら町工場へ幾度となく足を運び、技術者と膝を交えて議論し、試作と改良を繰り返した。その探究は今も受け継がれ、現在では形や閉塞力の異なる134種類のクリップがラインナップされている。極限まで機能性を追求したクリップが並ぶ姿は、審査対象外ではあるが鉗子も含め、その用途を知らずとも美しいと感じる。一人の医師の強いビジョンと、それに応えた日本のものづくりの技術。まさにロングライフデザイン賞にふさわしいプロダクトである。
受賞インタビュー
■2026年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞 受賞者インタビュー
近日公開予定
受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」概要
・期間:2026/10/31(土)~2026/11/4(水)
・時間:11:00~19:00
・場所:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)
・展示会サイト:https://www.g-mark.org/learn/past-awards/gda-2026/gde2026